すみません、指導を受けたんで別館に引っ越してきました。
付き合い始めて数か月。これまで私の部屋に来ることはあっても決して自分の部屋へ私を招こうとしなかった彼女でしたが、ようやく彼女の部屋に潜入することに成功したのでした。
ただ、部屋に入るなり気になったのはその“臭い”、経験上お姉さんの部屋には艶やかな“香り”が漂っているのですが、彼女の部屋の場合は“臭い”というほうが適切な表現。
初めは、決して新しいとは言えない部屋のせいかなと思っていたのですが、その原因はどうやら違っていたようでした。
部屋には水タバコがあったので、“この臭いかなぁ”なんて思いながら彼女が水タバコを燻らせる姿を眺めていたのです。
お姉さんがモノを咥える姿を見るが好きな私も一緒に吸ってみるのですが、どうもこの水タバコの独特な香りが原因でもない様子。
しかし、普通のタバコや水タバコは合法でIQOS等の電子タバコを禁止しているタイって不思議な国ですよねぇ。
水タバコには詳しくはないのですが、きっといろんな味があるのでしょう。
この時に彼女が燻らせていたタイプは、ほんのり甘い香りのするタイプで、何となく喘息の吸引器みたいな印象を受けたのでした。
水タバコの器具を部屋に持っているお姉さんって結構多く、それを燻らせるそんなに珍しい光景ではありません。
時々、バーやパブでもメニューに載っているくらいだから結構メジャーな嗜好品なのでしょう。
水タバコが原因でないとすると気になるのは、この臭いの原因は何なんだろうということ。
“もしかして生理臭あるいはザリガニ臭が水タバコの香りと化学反応し、この臭いを合成しているのか?”
彼女が生理中ならやれないし、ザリガニ臭の持ち主だったらやりたくない。
以前の対戦で彼女がザニガニ臭の持ち主でないことは確認済みなのだが、もしかすると他人に病気か何かを移されている可能性も否定できない。もしかすると何らかの理由で感染してしまい、この臭いは病原菌由来なのかも。
そんな私の不安をよそに盛り上がる彼女、誘われるままベッドに滑り込む私。
この時かすかに臭いの濃度が上がったことに気づく私でしたが、鼻が慣れたのか以降は特に気になることなくいたせた私なのでした。
横で寝息を立てる彼女の脇などを嗅いでみるが、彼女自体が原因でないことが分かる程度。
“もしかして、足の臭いかぁ~?”
彼女の履いていた靴や足を嗅いでみたのですが、その臭いは特に違和感はないのでした。
しかし、明らかに何か原因があるはずなのだが。。。それを特定できない私はいつしか彼女の傍らで寝落ちてしまったのでした。
しかし程なくして、探し続けていた臭いの原因に襲われ目を覚ますことになるのでした。
その原因は、シーツをはぐると私の視界に飛び込んできたのです。
彼女はどうやら夜尿症なのでしょう、ベッドの上にはしっかり地図を描いていたのでした。
確認のため、少し嗅いでみる私でしたが、原因がこの地図であることを特定し一安心するのでした。
おそらく彼女は頻繁にこの地図をベッドに描きシーツは洗濯できでも、ベッドのクッションまでは手が回らないのでしょう。
“しかし、やたら臭うのだが、これは一体なんなのだろう、膀胱炎?もしくは腎臓か何かを患っているのだろうか?”
そう思いながらも、彼女には気まずくて聞くこともできず部屋を後にした私は帰り道である事を思い出したのでした。それは、
『だからアナタは、いつもショートで帰ってたのね。』
というもの。
しかし、彼女自身は自分が夜尿症だということは認識しているでしょうが、きっと臭いのことまでは気づいていないんでしょうねぇ。
病院へ行くことを勧めた方がいいのかなぁ、でも病院代をせびられるんでろうなぁ。。。
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