バンコク郊外のとあるファーストフード店。
ここには以前からよく立ち寄っていたのですが、この日は生憎ドライブスルーのマイク故障。
しかたなく店内で注文することにしたのですが、そこで“ストライク”な出会いが私を待っていたのでした。
おそらく、彼女は大学生のアルバイトかパートなのでしょう。
私が外国人だとわかり一生懸命に英語でメニューの説明などをしてくれるのでした。
私も何か“運命的な出会い”を感じ、彼女の気を引こうと欲しくもないフライドポテトを追加注文したりと会話のチャンスを窺う私。
そんなコトを何日か繰り返すうちに徐々に仲良くなり、ようやくプライベートで会う関係までになったのでした。
“こんなプラトニックなのもいいなぁ”
なんて思いながらも所詮は私も“男”の端くれ。これで満足するわけがないのでした。
彼女のシフト上がりを待ちデートの始まりです。
今日はいつになく客が多く疲れたというので、まずはマッサージへ行くことに。
彼女のリクエストでフィッシュスパへ連れて行ったのですが、何故か魚たちは彼女に寄り付かないのでした。
その時は魚も満腹なんだろうと気にしてなかったのですが、その『理由』が彼女を部屋に連れ込んでから分かり納得した私なのでした。
乾燥機付きの全自動洗濯機があることを理由に、うまく彼女を部屋に招き入れることに成功した私。
彼女が持っていた袋には店で着替えた制服が入っていましたが、乾燥機付きということもあり下着類など全てを洗濯することに。
“チャンス到来!!!”
とばかりに私のTシャツを貸すと、彼女はシャワールームへ一旦入るとこれまで着ていたものを丸めて帰ってきたのでした。
丸めて原型のわからない彼女の衣類とバイトの制服を手渡され洗濯機へ放り込もうとした時、私の嗅覚が激しく反応したのでした。
“なんだ、この放たれる異臭は・・・?”
しばらく、無意識のうちに脳ミソの中にある“異臭を放つ物体”を検索する私。
“ドリアンかぁ・・・”いや違う、もっと動物的な臭さだ。
“亀かぁ・・・”いやいや、近づいてきたが今一つ違う。
この臭いは一体。。。。
“ザリガニやぁ!!”
しかも、清流に住んでるのと違う都会のドブ川におるヤツだぁぁ。
何となくスッキリした私。
彼女はTシャツ姿でベッドに転がってテレビを観ているフリをしながらも“何か”を待っているのは明白。
私は“臭いの塊”を洗濯機に放り込んでスイッチを入れると、気を取り直しベッドへ。
しかしTシャツの中からは無数のザリガニが居るかのような異臭が・・・どうやら、股間が元凶の様子。
そこで、苦い思い出が蘇ってきたのでした。
その昔、いたした女が“ザリガニ女”で、洗っても洗っても臭いが愚息に残ってしまい、挙句に浮気を疑われて(してたんですが)当時の彼女と別れたことがあったのです。
シャワーでも浴びさせれば大丈夫かなとシャワーを促した私、丁寧に洗うことに。
しかしザリガニ臭の成分は根強く、しかも根源はもっと内部にあるようでした。指に臭いがこびりついてしまうことを恐れた私は、それ以上進むことを断念。
さっきまで私の攻撃に防戦一方で言葉にならないことしか出なかった彼女の口から出た言葉はこうでした。
「メーン マイ?(臭い?)」
どうやら自覚症状はあったみたいなのですが、そこは素直に「うん、とても」と答えてしまった私。
その後、洗濯機のドラムが動くのを無言で眺める2人の間に会話などなかったことは言うまでもありません。
どこから来て、どこへ行くのか“ザリガニ臭”。。。これって『一生モノ』としてその娘に憑りつくのでしょうか。
私は、商売道具として手入れしている(?)お姉さんでは経験なく、これまで遭遇したのは素人さんのみですねぇ。
あれ、こんなの気にしてるのって私だけなのでしょうか?
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