ゴーゴーバーであえなく空振りに終わった私は収まりがつかず、久々のスクンビット15(Sukhumvit soi15)にある一人で入って二人で出ていくカフェの老舗「テルメ(THERMAE)」に突撃。
午後10時過ぎにも関わらず薄暗い地下の店内は、相変わらずの混雑ぶり、一人と言うこともあり妙にうねった中央のカウンター腰掛けポップコーンをツマミにビールをチビチビやっていると、早速一人の女性が近寄ってきて私のポップコーンを啄みながら話しかけてきたのでした。
「コンニチワ、アナタ ニホンジン ネ?」
もともとここは日本人ご用達だったのだが、有名になったこともあり最近は徐々に多国籍な野郎どもが出入りし始め、彼女たちも外道を釣るまいと日本語で仕掛けてくることが多くなった様子。
やはり集まるお姉さんにとっても本命は日本人、私がそうであるとわかると横に席が空いているにも関わらずそれに腰掛けることなくアピール開始。
暗がりとは言え、彼女の容姿がストライクであることを確認した私は、しばし会話を交わしながら“相性”をさぐるのですが、市内の某有名デパートで化粧品の販売をしていると言う彼女は、日本語も英語もわりと上手くすんなり『ショート』交渉が成立。
こうして二人は、穴倉のような店から地上へ脱出したのでした。
部屋に着くなりバスルームに駆け込む彼女。
おそらくトイレを我慢していたのだろうと気にすることもなく私は、ベッド周辺の下ごしらえを粛々と行うのでした。
しばらくすると彼女が戻ってきて、
「準備できたわよ、一緒に♪」
言っている意味はよくわからなかったが、誘われるままバスルームへ。
そこにはお湯を張られたバスタブが、しかも日本人にとって適温ではないか。
“なんと機転の利く娘なんだ、こりゃアタリを引いたかな♪”
と頭を過った私ですが、何か腑に落ちません。
どちらかというとシャワーがメインなタイ人女性、しかもその温度は日本人からすると低め、というかほぼ真水な低温を好むはずなのだが。。。
“そんなコトはどうでもいいではないか❤”
しばし楽しむバスタイム、彼女の奉仕に(撃沈手前の)極楽気分満喫する私なのでした。
一通りの作業を終えると彼女はしばらく自身の商売道具の運転前点検に余念のないようなので一人で戻り彼女の合流を待つことに。
バスローブを巻きバスルームから出て来た彼女は、私の元へは来ることはなくそのまま備え付けの冷蔵庫の方へ足を運ぶのでした。
何やらごそごそしていた彼女は、お盆によそおわれたビール(しかも氷入り)とツマミ(←いずれも部屋に備え付けの割高なヤツ)を抱え私の元に。
一通り口を湿ら得た二人だったが、続いて彼女は、
「マッサージ カァ♪」
と切り出すと、下げてきたバッグからローションを取り出したのでした。
まさに至れり尽くせり、誘われるままマッサージを受けることになった私なのでした。
“なんて気の利く娘やぁ、まるで『出張MP』ではないか!!”
マッサージの腕前も上々な彼女、再び訪れた極楽タイムを必死を本能的に耐える私。
しかし、記憶が飛びそうな私は“どこかで腑に落ちていない自分”がいることに気づくのでした。
そんなに多くない経験が収められた私の脳ミソ細胞を検索し、「1つの結論」を導き出したのでした。
“???。。。。まさか!”
座右の銘にもしている江戸川コナン(本名:工藤新一)の「真実はいつも1つ」のモットーのもと彼女に聞いてみることにしたのでした。
やはりデパートの売り子とは全くの偽りで、実際は『現役バリバリのMP嬢』が彼女の正体。
たまたま非番というか最近の所轄からの出入りの多さに休みを取りテルメ(THERMAE)へ足を運んだのだということでした。
“どうりで手際が良いわけだ。。。”
なんとなく納得した私は引き続きサービスを堪能するのですが、考えてみればマッサージパーラー(MP)へ行くよりも安くあがっていることに気づき大満足。
しかし90分後に彼女はきっちり去って行ったのでした。
“そこは延長してよぉぉぉ!!”
私の声にならない叫びは、すっかり帰り支度の整った彼女には届かないのでした。
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