『嬉し恥ずかし朝帰りぃ~♪』
こんな歌が昔流行ったような。。。状況が少し違うのは一人で部屋に戻るワケではないと言うこと(そうでないと記事になりませんし)。
お姉さんに夜通しディスコやらパブやら連れ回され、辺りは既に明るくなりかけている。
出費もさることながら、体力的にもそろそろ限界を迎える中年オヤジ。
しかし、まだ“最大の目的”は達成しておらず虎視眈々とチャンスをうかがいながら、開店間もない屋台に飛び込み二人で麺をすすり空腹を満たすのでした。
胃袋も落ち着きかけ彼女のほうもさすがに疲れを感じて来たのか、私にこう尋ねるのでした。
「アナタ、部屋ハドコ?」
幸い私の部屋はタクシーで100THBもかからない距離、この時間帯なら渋滞もなくすぐに到着するだろう。
ホテルの住所を伝えると自分の部屋に戻るより手っ取り早く休めると判断したのか、すんなりOK。
こうして二人は流しのタクシーへ滑り込んだのでした。
ホテルへ到着した頃にはすっかり陽も昇っていて夜遊び帰りの私たちには部屋は明る過ぎ、とりあえずカーテンを閉めた私。
「これから一休みするので暗いほうがいい」というのは口実で、向かいのマンションから丸見えな部屋の様子を遮断するのがカーテンを閉めた本来の目的。
彼女の呑めるビア レオ(LEO BEER)もあったのだが、ここは敢えて好きでないと言っていたビア チャン(CHANG BEER)で軽く乾杯。
夜通し遊んで疲れ、空腹も見たし更にキツめなビールな効果もあり、流石に眠そうな彼女。
わざとらしくベッドに横になってみると、すかさず横に滑り込んできたのでした。
“最大の目的”の達成まで秒読み段階な私、“さて、どうしてやろうか。。。。”
と、その時無造作にドアの開く音、ハウスキーピングのオバちゃんが入ってきたのでした。
『Don’t Disturb 』の札を掛けてなかった私も悪いが、いきなり入って来なくても。。。しかも、こちらは真っ最中。
確かに普段なら既に出かけている時間、オバちゃんはいつものように掃除を始めるではありませんか。
私がベッドで横たわっていることに気づき視線が合うも、
「“ハウスキーピング”ナ♪」
と、お構いなしで自分の与えられた仕事を粛々とこなしていきます。
咄嗟に“シーツに匿った彼女は、まだ起きてるのかな。。。”なんてことを思いながらもオバちゃんの作業が終わるのを待つことにした私。
しばらくすると、掃除を続けていたオバちゃんが“ある物”に気づくのでした。
意味深にニヤけながら改めて私を見るオバちゃん。
どうやら妙に膨れている私が横たわるベッドシーツの中身に気づいた様子。。。微笑み返すしかない私。
オバちゃんの流石にバツが悪そうで、手際よく早々にハウスキーピングを済ませ部屋を出ようとしたいたようでした。
が、その時にオバちゃんは自分の想像が当たっていたことを目にすることになるのでした。
シーツの中で眠ってしまっていたのでしょう、彼女が寝返りをうちシーツがめくれてしまったのです。
さすがに一瞬動きが止まり視線をこちらに向けるオバちゃんと、“今更シーツかけ直してもしょうがない”と開き直る私。
2人の個体を瞼に焼き付け去って行ったオバちゃんなのですが、何故か備え付けのミネラルウィーターをいつもより多めに置いて行ってくれてたのでした。
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