今年の雨季もそろそろ終わり。
毎日のようにシャレにならない豪雨ともしばしのお別れ、タイでは観光シーズンに突入ですね。
雨季の季節に困るコトの1つとして挙げられるのは、やはり洗濯物。
洗った後に天気も良さそうなのでベランダに干していても、外出先で後悔することもしばしば。
しかし、こんな思いをするのは私だけではないようでして、雨季の間はお姉さん達もなかなか乾かない洗濯物には苦労をしているようです。
そんなお姉さんが私の部屋に今も居座っているのでした。。。正確にいうと“遺留品”が居座っているのでした。
お姉さんが持ち込んだ多量の洗濯物。
雨が多く洗濯物が乾きにくく徐々に溜まっていき、狭いベランダでは干しきらなくなり助けを求めてきたのでした。
見ているだけでも目の保養になる洗濯物たちですが、『中身』が目の前に居ると気にならないのは男の性。
まぁ、洗濯機を貸すくらい洗剤が消費するくらいで別に問題ない、むしろ洗濯機がせっせと働いてくれている持て余した時間を2人でゆっくり過ごそうではありませんか♪
雨も降っていたし外出する気にもなれなかった私にはむしろ、「渡りに船」というか「棚から牡丹餅」。
『こいつは、昼から縁起がいいぞぉぉ!』
終わりの近づいた雨季が連れてきたラッキーを堪能する私。
いつしか辺りも徐々に暗くなり始め、お姉さんの出勤時間が近づきます。
洗濯機から洗濯物を取り出し、ベランダに干し始めるお姉さん。
“???・・・この洗濯機は乾燥機能も一応ついているのだが。。。”
どうやら最新(?)式の洗濯機には乾燥モードがあることを知らない様子。
教えてあげても良いのだが『あるコト💛』を思いつき、そのまま彼女が洗濯物を干すことを見守ることにしたのでした。
私が思いついた『あるコト💛』とは、
「このまま洗濯物を干して仕事へ行けば、必ずここへ戻ってくる」
というもの。
洗濯物を一通り干し終えた彼女から、(当然のように)外で食事を取って一緒に出勤しようと申し出があったものの、放っておいても彼女がここへ戻ってくることは分かっている私。
適当な用事をでっち上げ、これをパスしたのでした。
少し機嫌が悪くなったが時間も迫り部屋を出て行こうとする彼女に、夕飯代として数百バーツを手渡し日中の快楽を精算。
あとは、仕事が終わった彼女から夜中に連絡が入るはずなので、ひと眠りし待つことにしたのでした。
目覚ましのアラームで深夜12時に目を覚ました私は、シャワーで眠気も洗い流し準備万端でスマホが鳴るのを待ったのでした。
しかし、1時間待っても2時間待っても彼女から連絡は入らず。
“客でもついたのかな。まぁ、そのうち連絡が来るだろう。”
なんせ、こちらは人質となる洗濯物を匿っているのです。これを引き上げないと、彼女が困るはず。
彼女から連絡が入ることを疑いもしなかった私は気長に待つことにしたものの、いつの間にか寝入ってしまい気が付くと朝に。
慌ててスマホを確認するも、メッセージも着信も入っていないではないですか。
意を決して私からメッセージを送るも返信もなし。
こうなってくると、流石に彼女の安否が気になり始める私。
その後も何度も連絡を取ろうとするものの、一向に返事が来る気配はないのでした。
結局、彼女からの連絡は入らないまま2日が経過。
ベランダにゆらめいていた洗濯物を取り込み、たたみ始める私にはまだ日本人の血が残っているようでした。
彼女は、果たして私が明日にはチェックアウトし旅立つことを知っているのだろうか。
もし彼女とこのまま連絡がつかなかったら、この洗濯物をフロントに預けても良いものだろうか。。。
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