理由は知らなかったが帰省していたお姉さんから画像つきメッセージを受信しました。
画像から実家の農作業に駆り出されていたのは一目瞭然でしたが、明日にバンコクに戻るので部屋で一緒に飲みたいんだけどバンコクにいるかという内容。
どうやら、
「農作業を全部付き合うと、まだ数日はかかってしまうが早くそこから逃げ出したい。
がバンコクに戻ったところで、お店は休みを取っていて時間を持て余しているし、収入がないので飯にありつきたい」
と言った感じでしょう。
“別にどこかレストランで食事をしてもいいものを。。。”
とは思いましたが、ここは、
“いますよん❤”
と返信し、彼女指定の待ち合わせ場所で落ち合うことになった私でした。
彼女が指定した場所は“Future Park”、イサーン行きの長距離バスの利用者が多く途中下車するドムアン空港からわりと近い大型ショッピングモール。
田舎から帰ってくる途中で待ち合わせ、
“荷物持ち+タクシー支払い+酒と飯の支払い”役を私に任命したのでしょう。。。
てっきり、そう思い込んでいました。
それなら荷物も多いだろうし部屋に早く帰りたい気持ちも理解できますもんね。
とことが、現れた彼女はおそらく着替えが入っているのでしょう、さほど大きくもないバッグを重そうな仕草をすることもなく抱えていたのでした。
彼女のアパート近くのコンビニで食料を買い込み、久々のお部屋にお邪魔。
ん?・・・彼女に誘われ部屋の扉をくぐった瞬間、異変に気付く私。
えらく散らかっている。。。寝室をのぞいてみると、
“どひゃ~、何だこれは。。。。
こりゃ大変だ。部屋を空けている間に誰かが入ってきたに違いない“
その割には平然としている彼女は、私を見ながら舌をペロリ❤
状況がだいたい把握できた私。
帰省するのに持ち帰るモノをあわてていろんな所から物色し、慌てて部屋を飛び出したのでしょう。
しかし、床が見えないくらいの散らかりざまの前で呆然としている私に彼女はサラっとこう言ったのでした。
「さ、まずは一緒に片づけましょ❤」
日本人は、『几帳面で片づけ上手』とアジアではよく言われています。
彼女が私に連絡をとってきた理由がこれであることは真実でしょうが、それを認めたくない自分自身。
下着をたたみながら、これはこれで役得かなと一応日本人である自分に感謝するのでした。
この記事へのコメント