タイの軒下などで時折見かけるこの光景。
若いお姉さんが太い棒をもって頑張っているだけで目を引いているわけではありませんね、彼女は料理を作っているんですねぇ。
調理しているのは「ソムタム」。
「ソム→すっぱい」で「タム→たたく」という意味を持った青パパイヤのサラダで、タイ人のソウルフードですよねぇ。
お姉さんの部屋にお邪魔しても、たいした調理道具も持っていないのに必ずと言ってよいほどソムタムを作る際に使用するすり鉢とすり棒は狭い台所においてあったりしするんすねぇ。
外食が主流と言うこともあり、料理があまり得意でないことが多いタイのお姉さんですが、お邪魔した時には一応手料理を振る舞ってくれることが多いのですが、出てくる料理は圧倒的にこのソムタムが多いと思います(笑)。
まぁ、作り方が簡単なので彼女らでも気軽に調理できるのでしょう。
作り方は、食材をすり鉢にぶっこんで潰し、最後にナップラー(魚醤)で味を調えるといったシンプルな料理。
これなら誰だって作れちゃいますよねぇ~、これを自慢げに振る舞われてもねぇ~(苦笑)。
実は私は、このソムタムは苦手なのです。
食べると必ず腹を下すという現象に見舞われるのですが、原因は材料として使われるカニだと思います。
このカニって川のもので海のヤツを使うことも多いんですよねぇ、たぶん川のカニのほうが安いのでしょう。
市場なのでもこの川のカニたちは、シーフードとは違い氷の上に並べなれることなく野菜と一緒に売られていることもあるという可哀想な境遇。
この陳列パターンから考えても、川のカニたちがソムタムのカニに使われていることは想像できます。
このカニを生のまますり鉢でつぶしサラダとして口にするんですから、そりゃぁ腹も下しますよねぇ。
そんなことはお構いなしに部屋でソムタムを振る舞ってくれるお姉さん。
一人で調理するときには、せっせと真面目にやっているのですが、それが複数人となってくると本来の茶目っ気が徐々に顔をのぞかせてきます。
まぁ、“太くて長いモノ”を持たせるとこうなることは想像はつくのですが、ほぼ全員がこういうコトをするというのは、これもタイ人女性のDNAなのでしょうか(笑)。
確かに調理を待つ間は退屈している私ではあるのですが、様子を覗きに台所へ足を運ぶと“エンターテイメント気質”が発揮されるのでしょう。。。まぁ、キライではないので良いのですが(笑)。
まだまだ外食が主流のタイ庶民の食事事情ですが、このソムタムだけは自分で作って食べることが多いような気がします。それだけ、ソムタムの材料や味付けには、ある種の“こだわり”みたいなものがあるのかもしれません。
もしくは、そのすり鉢には、大きさや太さと言い、「別の使い道」があるのかもしれませんが(笑)。
それはそれで、そちらの光景も拝ませてくれれば嬉しいのですが、私のモノより立派なすり鉢を使われたりすると、ちょっと敗北感みたいな虚しさを感じるんだろうなぁ、なんて考えるとあまり試したくないですねぇ。
もしかして、私がお姉さんの作ったソムタムで腹を下すのは、すり棒を介してカニの雑菌が残っているお姉さんが原因だったりして。
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