武漢肺炎の蔓延で世界的にマスクを着用するのが当たり前になってきつつある今日この頃ですね。
加えて日本では恒例のインフルエンザの季節がやってきます。
感染病って言うと何かしら粘液感染♪を想像しがちですが、武漢肺炎やインフルエンザなど空気感染等にも十分注意を払いたいところです。
そんな昨今、粘液感染はもとより空気感染等にも有効な両刀使いなシロモノがコンドーム。
もっぱら、粘液感染や避妊用として知らない方はいないでしょうから、本来の使い方は割愛させていただきますね♪
日本ではお店の片隅にひっそりと佇んでいるコンドームくんですが、タイなどアジア諸国のスーパーやコンビニではレジの一番目立つところに陣を構えて存在感を発揮しています。
サイズはもとより、厚さや風味のバラエティは思わず選択に迷うくらい豊富ですよねぇ。。。まぁ、風味に関しては相手の好みを尊重しないとならないのですけどね(苦笑)。
その昔に“使用済みを洗って何度か利用していた”とか先輩から聞かされたことはありますが、価格も安くなり気軽に手に入る最近ではそんなコトしてる貴兄は居ないと思います(笑)。
ただ、仕事を終えたコンドームくんの運命は、そそくさとティッシュに包まれごみ箱へポイという、非常に短命なんですよねぇ。。。
ようやく外界へ解放され背伸びしたと思えば、思ったより周囲は暗い中で再び狭い暗がりへ突っ込まれると破れんばかりの往復運動を強いられヘトヘトに。
“思うように活躍できなかったけど、次回はもっと頑張るぜ!”
と一線を終え次戦に向けて決意を新たにするも、チャンスは与えてもらうことなくごみ箱へ葬られ一生を終えるという不幸な最期を遂げるのです。
あるいは、ごみ箱にさえ葬ってもらうことも叶わず、その辺に捨てられたり。。。
そんな悲運を背負っているコンドームくんですが、彼にも再生のチャンスをもたらしたのが、武漢肺炎という流行り病い。
我々人間にとっては、驚異となっている武漢肺炎ですが、コンドームくんにとっては千載一遇のチャンスの到来。
本命の暗く狭い(時として臭い)穴とは相変わらず一期一会ですが、晴れて“陽の光”とまではいかないものの、明るい場所で活躍の場を与えられるのでした。
その情報は、瞬く間に陳列台に並び購入されるのを待っているコンドームくんたちの間でも話題になるのでした。
これまでは、生涯一度の決して長時間とは言えない洞窟探索♪が唯一のミッションだった彼らが歓喜したのは言うまでもありません。
ただ、時として“本来の任務♪”を全うすることなく、いきなり再雇用先へ採用されることがあることに気づきます。
再雇用先の任務は特に酷使されるわけでもないのですが、彼らは自分自身が明るい場所では他人の視線を痛いように感じ働きにくいことに気づくのでした。
こうして、自分は所詮薄暗い暗がりが活躍の場であることを知ることになるのですが、一度再雇用先に身を置くと洞窟探検♪には決して召集されることはありません。
一緒に箱に詰められていた同胞たちは朝を迎えるたびに減っていき、それを手を合わせながら見守るしかない境遇。本来だったら自分が最初に召集され洞窟探検♪を全うし、成仏するはずだったのに。。。
“長生きなんてするもんじゃないな・・・。”
彼はそう自分を納得させながら、いつしか自らの体からヌメリが消え破れ去ることを望むようになるのでした。
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