
いつもの嬢からいつもの呼び出し。
だいたい昼下がりのお姉さんが目覚める時間帯の呼び出しは、「ご飯を食べに行こう♪」だとか、「お店を休みたいので一緒に出勤してすぐペイバーして♥」だとか、あまり財布に優しくないお誘いが多いのが特長なのはどこの国でも同じですよねぇ。

しかし今回は何かしら様子が違うようで、なんでも荷物を運びたいので車に乗って来いとのこと。
“どうせ、またどこかで大きな買い物でもして宅配代金を節約しようと呼び出しているんだろう”くらいの感覚でノコノコ出向いたのですが、彼女は引っ越しの荷造りをしていたのでした。
「大丈夫よ、引っ越し先はそう遠くないから。」
と言われても、なんで荷造りから手伝わにゃならんのよ。。。
車に詰め込むも、一人暮らしとは言え結構な荷物の量で、ピックアップトラックで1往復と言うわけにはいきそうにありません。
荷造りに夢中な彼女は私に新しい部屋の場所を教えカギを手渡すと、荷物を運んで戻って来いと・・・。

何回往復したでしょう、貴重な週末の2日間を引っ越しに付き合わされた私。
当然その間に彼女の胃袋を満たしたり、お店を休むために必要なお金を払わされるハメに。
しかし、だいたいの荷物は新居へ運び込めたものの、大物のベッドを運びきれず週末を終えることに。
「明日で全部終わるわね♪」
という彼女でしたが、私も仕事があるので明日以降は土曜日まで付き合えない、しかもマレーシアへ数日行くのでバンコクには居ない旨を伝え部屋を後にしたのでした。

マレーシア滞在中も何度か彼女からメッセージを受信しましたが、離れていてどうすることもできない私はメッセージを開くことはありませんでした。
マレーシアからバンコクに戻りこちらからメッセージするも、応答なし。。。。
心配になった私は彼女の部屋に足を運ぶことにしたのでした。
先週に引っ越しを終えたばかりなのに新居は散らかり放題、どうやらベッドはまだ運び込んでない様子。

時間帯的にもまだ寝ているはずの彼女が見当たらず、部屋を物色することにした私でしたが散らかった部屋で捜索はそう簡単ではありませんでした。
が、結局玄関と扉付近で転がっているのを発見、寝息から生存していると酔っぱらって寝てしまったことは確認できひとまずは安心する私なのでした。

彼女を揺り起こして話を聞いてみると、結局ベッドは運べず賃貸の期限が来たので諦めて新しいのを買うことにしたのだとか。
ベッドがないこの1週間は床で寝て私の帰りを待っていたとのこと。。。寝起きの甘い声で囁かれても、別に私がベッドを買うという自己中な論法はどこから来たのだろう?・・・最終的に他の必要雑貨を含め買わされるハメになったのはお察しの通り(苦笑)。

これでひと段落と思いきや、数日後私に追い打ちをかける画像が送られてきたのでした。
もともと妹が田舎から出てくるので一緒に住もうと引っ越しを決心した彼女、ベッドを取り合っていることをアピールしているような画像でした。
画像自体が“ヤラセ”なのはすぐに分かったのですが、彼女ら姉妹の引っ越し計画は完了していなかったのです。

「妹は、まだ出てきたばかりで優しい彼氏がいないの。。。」
「で、君は何が言いたいのだい?」
とは、返信するものの更なる出費を覚悟せざるを得ない私なのでした。
“まぁ、両手に花も悪くないか。。。(ニヤリ)”
勝手に思いを巡らしながら自分を納得された私は、2週間も経たないうちにベッドを2つ購入。

しかし、なかなか思惑通りにコトは運ばないものでして、私が部屋を訪れた時は2つあるうちの1つのベッドは“私専用”となるのでした。
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