スクンビット22にある場末感の漂うバーの群れ。
日本人も多くなったものの、どちらかと言うとファラン客が幅を利かせている一角ですね。
。。。ここも既になくなっちゃいましたねぇ、今や良き思い出の場所です(泣)。
素人上がりの専業もいますが、昼の仕事を持っていたり学生をしていたりと少しローカル感の漂うこのバーの群れは、ビリヤードもあるしお酒も比較的安く、気に入ったお姉さんがいればペイバーも可能で、寂しいバンコク夜を紛らわすために私が出没する場所の1つです。
1年以上の間この一角を遠のいていたのですが、暇つぶしがてら訪れたスクンビット22。
時間がまだ早かったせいか客はまばらでしたが、私を呼び止める声が。
「コボリ、久しぶりじゃない!バンコクに居たのねぇ!!」
誰なのか覚えていないが腕に抱き疲れながら、そのまま入店。
やはり彼女が誰なのか身に覚えがなかったのですが、一向にお構いなしで私にじゃれついてくるお姉さん。
そうこうしていると馴染みのオカマちゃんが登場、一杯奢りながら久々の再会を果たしたのでした。
「コボリ、今日は曲かけないの?」
こう切り出してきたオカマちゃん、私のここでの過ごし方を覚えていてくれたようでした。
私は、ここの飲みに来て勝手にYou Tubeで好きな歌をかけては遊ぶという妙な習慣があるのです。
久しぶりで躊躇しながらも、お気に入りの曲をかけ酒をダラダラ飲む私、相変わらずお姉さんは私にじゃれついているが、やはり思い出せないのでした。
しばらくして彼女からのリクエストで日本の曲をかけることにしたのでしたが、どれも反応薄し・・・。
「違うわよ、AKB48かけてよ」
一瞬“へっ?”とは思ったものの、BNK48もタイで人気があることは知っていたので曲をいくつか見繕って流していたところ、ある曲をかけた時に彼女が誰だか思い出すことができたのでした。
曲名は「恋するフォーチュンクッキー」。
イントロが鳴り始めると席を立ちキレキレのダンスを披露し始めた彼女、ダンスに参加する人数は徐々に増えお姉さんだけでなくオカマちゃんまで。
“おぉぉ、コイツは何時ぞや田舎のステージでこの曲を踊っていたヤツだったのか”
以前ステージ上で踊っていた時の厚化粧とは違い、この日の彼女はほぼスッピン。
これではわからないわなぁ、と思いながらも素性のわかった彼女と改めて乾杯を交わすのでした。
しかし、何故ここにいるのだろう?
やはり田舎巡業のダンサーでは収入が追い付かずバンコクに出てきて、コヨーテやゴーゴー嬢を経てここに流れてきたとのことでした。
しかし、さすがにダンスは上手い、オカマちゃんを含め周囲のお姉さんとはモノが違うと何気に感心したわたしなのでした。
しかし、こんなにAKB48(BNK48)が市民権を得ていたとは・・・。
『この曲はきっと、カラオケでも使えるぞぉぉ!!!』
最終的に彼女をペイバー、前回は叶わなかった合体を果たすことができた私。
さすがはダンサー、ステージがお立ち台であろうがベッドであろうがなかなかキレキレな踊りを披露してくれたのでした、
今回紹介したスクンビット22の場末のバーの群れ、日本人好みのお姉さんと遭遇する確率は、ゴーゴーバーや日本のカラオケと比較すると当然低くなります。
その分、逆にスレていないお姉さんも多くコスパの良い付き合い方ができるお姉さんが多いように思います。
お姉さんが戦うムエタイ試合の催し物が見れたり、なかなか面白い一角だと思います。
英語とタイ語の授業として足を運ばれてはいかがでしょうか。
しかし、タイで人気沸騰中のAKB48の姉妹グループであるBNK48、本当はBKK48って命名したかったのではないかと思っているのは私だけじゃないですよねぇ。
BKK48と呼ぶほうがハマリがいいっすよねぇ~。でも、BKK48って既にありますもんねぇ、いやぁ残念。
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この記事へのコメント
pearl
いやー、良い思い出ではないでしょうか。
広いお店も賑やかで良いんですけど、少し脇道を入ったこじんまりのお店良いですねっ
かる
バンコクでも有名どころは外国人観光客など向けで、嬢も擦れてるし高いので、こういう場所が私のお気に入りなんですがなくなってしまいました。
地方からの出稼ぎしたて組や地元のプチアルバイト組が多く好きだったのですが、残念です。
かる