
ここはマレーシアの南部の田舎の町”コタティンギ”。
モスリムの町なんで、バーやカラオケはありません。。。
ここに来てまだ1週間しか経っていない友人には既に禁断症状が。。。
これはいかん!!緊急に処置が必要だ!!
ある日、私と友人は乾ききった心を潤すために酒の臭いを求めて冒険に出たのであった。
コタティンギからジョホールバールへ車を走らせること約40分。
町並みは、徐々にモスリム系から中華系へ変わっていきます。それを感じさせるのは、道路や電柱になどにある看板ですね。
”ウィスキー”やビール”の看板やレストランの看板などに”漢字”が混じり始めると、中華系の集落が近くお酒が飲める処が近いことを教えてくれます。
ジョホールバールのシンガポール国境あたりまで出れば、バーやカラオケなどは沢山あるのですが、コタティンギからではちょっと距離がありすぎるんですよね。道路事情にもよりますが2時間弱くらいかかることあります。
「明日も仕事なんで、なるべく近場で探そう!」
と言う友人は既に飲みたくてしょうがない様子。
ガソリンスタンドでパブの場所を聞き、直行です。
場所は、ジョホールバールの郊外でわりと宿のあるコタティンギに近い”タマンガヤ”。
案内通りありました、「フィリピンパブ」です。
この一帯、よく見るとパブやマッサージがちらほら確認できる。。。
「ラッキィー!そんなに遠くないしいいところ見つけたぞ!!」
早速中に入ります。
マレーシアではこの手のパブは、基本的に立ち飲み形式が一般的。飲んでいるうちにお姉さんが寄ってきていろいろお話などをするというシステムです。
”立ち飲みスタイル”と言っても、軽く腰掛けるスタンド形式の椅子はあります。
これは、お姉さんがマレーシア人でもフィリピン人でも中国人でもだいたい同じ”立ち飲みスタイル”って多く、椅子やソファーのあるバーもありますが、こちらのスタイルのほうがメジャーです。
(↓↓大きな所へ行くとステージなんかがあったりします↓↓)
マレーシアのパブは”ミスコン”をよく開催する
早速、お姉さんにロックオンさせる我ら日本人。
「はろー、でぃばぁ?」
おぉぉ、懐かしいタガログ語ではありませんか。
フィリピン大好きの私のテンションは上がってきます。
フィリピンパブのメリットは、やはり英語が通じるところにありますよねぇ、会話も弾むし。。。何より彼女らの天真爛漫さは、周囲を元気にしてくれます。
ここのお姉さん達、決して若いわけでもなく可愛くもない。。。
でも、いいんです!この彼女らの”ノリ”が私らの乾ききった心に潤いを与えてくれるんです!
話をしているうちに分かったのですが、
マレーシアへ流れてくるフィリピン女性は3級なんだとか。
1級は日本へ、2級はシンガポールへ、そして3級がマレーシアやタイでこの手の仕事に就く。
だそうです。
「そりゃ皆給料のいい日本へは行きたいけど所属事務所やプロモーターが決めるので、若くも可愛くもないフィリピーノはマレーシアなの。。。」
まぁ、君らだったら日本で会っても指名はせんわな。。。
飲んで踊って、お勘定。。。二人で2万円也。。。。ま、たまになんでいいっかぁ。
友人はしっかり連絡先を交換、大満足の様子。
その後、彼には「毎晩のように電話がかかってきたりメッセージが来たり」と、飲みに出ないのに寝不足状態。。。挙句には、電話番号を変更するはめになったとさ。
。。。こんな話って、どこの国でもよくありますよね。。。
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